微熱とビールについて
ビールの飲みすぎが原因で微熱が引き起こされることもあり、これは身体が火照っている証拠だと説明できます。
一般的にお酒を飲むと血行が良くなり、身体がポカポカと温かくなるので、ビールを飲むと微熱が生じるというわけです。
個人の体質によって異なるので一概には説明することができませんが、お酒が弱いという方がビールを沢山飲むと、体温は上がりやすくなります。
冷えは万病の元と言われており、体温が1度上がるだけで免疫力は約30%、新陳代謝は12%も高められるので、適度にお酒を飲むのは良いことかもしれません。
ただし、これはビールに限った話ではないものの、お酒を飲むと一時的に血管が拡張し、体温が上がってポカポカと気持ち良くなります。
この現象は実は一時的なもので、あまりにも飲みすぎると脳の体温調整機能が低下し、逆に体温が下がって異常な寒気を感じることがあるのです。
風邪を引いた時のような症状が引き起こされますし、健康を阻害する原因にもなるので、ビールの飲みすぎには十分に注意した方が良いでしょう。
それに、既に風邪っぽく微熱があるのならば、お酒を飲むことで症状が悪化し、余計に苦しい状態になるかもしれないので、スポーツドリンクなどで水分補給をしなければならないということはお分かり頂けるはずです。
微熱で身体がだるいと感じている時に、ビールといったお酒を飲む方はいないかもしれませんが、アルコール依存症の方はどんな時でもお酒を飲みたいと感じるかもしれないので、風邪を引いている時は我慢した方が良いと説明できます。
女性の方で冷え性に悩まされているのであれば、お酒で体温を無理矢理上げようと試みるのではなく、「入浴する」「運動する」というケアを心掛けるようにしてください。
38℃〜40℃程度のお湯で半身浴をすれば、身体を芯から温めることができますし、激しい運動ではなくとも、ストレッチで身体を軽く解すだけでも体温は上昇します。
入浴や運動だけで体温が上がりすぎて微熱になるということはほとんどないので、健康的な生活を送るためにも、生活習慣の見直しを行っていかなければならないのです。
また、食べ物で冷え性を改善することは可能で、ビタミンとミネラルの補給が実に適しております。
この2つの栄養素が不足すると体温が低下し、免疫力が下がって体調を崩しやすいので、ビタミンB群や亜鉛、マグネシウムといった栄養分を普段の食事で摂取していきましょう。