微熱とストレス

 

 

微熱とストレスについて

精神的なストレスを感じていることが原因で微熱を伴うことはあり、一時的に生じるものを心因性発熱やストレス性高体温症と呼んでおります。

 

一概には説明できませんが、特に何の病気にも掛かっていないのにも関わらず、謎の微熱が続くという方は、ストレスによる影響を疑った方が良いのです。

 

私たちの体内では、神経伝達物質のセロトニンが分泌されており、これが分泌されると興奮したような状態になり、運動や食欲、気分の安心感などと深い関係性があります。

 

しかし、慢性的なストレスを感じているという方は、セロトニンが不足して自律神経のバランスが崩れ、体温調節が上手くいかなくなって微熱が引き起こされたり、筋肉の強張りや食欲不振といった症状にも繋がるのです。

 

特に働き盛りの年代の方は、「残業が続いている」「人間関係が上手くいっていない」「自分の自由な時間が少ない」ということで、ストレスに晒された生活を送っていることが多いかもしれません。

 

一時的なストレスであれば誰でも同じように感じますが、毎日の生活でしっかりと発散できていないと自然と体内に積み重なり、37度台の微熱が続くという状態に悩まされてしまいます。

 

また、ストレスが引き金となって生じる微熱には幾つかの種類があり、「ストレッサーが明確で急激に体温が上がる」「慢性的なストレスで数ヶ月に渡って微熱が続く」「上記の2つが混ざって体温上昇が更に高くなる」という3つが主な症状です。

 

たとえ僅かな体温上昇だとしても、倦怠感を覚えることは十分にありますし、苦痛に感じる方は多いはずなので、このストレスを取り除くことが一番の治療法だと言えるでしょう。

 

ストレスが原因で微熱といった身体的な症状が悪化している場合、心身がオーバーヒートしており、休まなければならないという身体からのサインだと捉えられます。

 

そのサインを無視して生活を送り、精神的なストレスだけではなく肉体的な疲れも溜まれば病気を患うリスクも高まるので、ライフスタイルをきちんと見直さなければならないのです。

 

もし、風邪やインフルエンザといった病気で発熱を引き起こしている場合、炎症が信号となって脳に指令が行き渡って体温が上がっているので、サイトカインとプロスタグランジンE2という物質を抑える医薬品を服用すれば解熱作用が発揮されます。

 

その点、精神的なストレスの場合は、この2つの物質は関与していないので、微熱があっても病院の検査では異常が見られず、解熱剤を飲んでも熱は下がりません。

 

つまり、心身ともに溜まっているストレスを取り除くしかないので、リフレッシュを心掛けるとともに、日常生活のペースダウンで身体を休めるようなケアを行うようにしてください。

 

 

 

 


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