微熱と平熱の差は?

 

 

微熱と平熱の差は?

「微熱と平熱との差はどのくらいなの?」「どのくらいの体温で微熱だと言えるの?」という疑問を抱えている方はいらっしゃいます。

 

しかし、平熱と微熱には個人差があり、「○○℃になったら微熱」という明確な定義はなされていないのです。

 

高齢者の方は若者と比べて体温調節機能が衰えるという傾向があり、それに伴って平熱も低くなりやすいという特徴があります。

 

つまり、平熱が高い方からすれば正常な数値だったとしても、平熱が35.8℃くらいの高齢者からすれば、36℃後半でも立派な微熱というわけです。

 

微熱を広辞苑で調べてみると、「個人の平熱よりも少し高い熱」と定義されており、明確な差は特に決まっておりません。

 

とは言え、クリニックでは医学的に37℃台になって初めて微熱だとしているので、いくら平熱が低い高齢者の方でも、基本的には36℃台で微熱とは言わないのです。

 

それでも、自分の平熱よりも1℃以上も高い状態では、身体がグッタリとしたり頭痛が酷くなったりと、身体的な症状に悩まされるかもしれないので、あまりにも長い期間に渡って続くのであれば病院を受診した方が良いでしょう。

 

「微熱程度で病院を受診するのは恥ずかしい」と感じている方は多くいらっしゃるかもしれませんが、ただ平熱が少し上がった状態ではなく、他の病気が陰に隠れている可能性があります。

 

その病気の有無を見つけるのは素人では不可能ですし、専門医による判断が欠かせないので、少しでも身体に異変を感じた状態で病院を受診した方が良いというわけです。

 

特に、高齢者の方は身体の抵抗力が弱まっているはずですし、ただの微熱でも重症化することもあるので、大きな病気を早期発見するためにも病院の力が必要となります。

 

また、年齢に関わらず、人間はイライラしたりカッカしたりと、精神的なストレスを抱えると体温が上昇するという特徴があり、身体が熱くなって汗ばんだようになるのは平熱よりも体温が高いからです。

 

自律神経の交感神経が活発になることが原因で体温が上がり、一時的に微熱が引き起こされたようになりますが、興奮状態がおさまれば直ぐに解熱するので、そこまで不安になる必要性は全くありません。

 

ただし、慢性的なストレスによって自律神経失調症を患うと、微熱の状態が長期間に渡って続いたり、倦怠感や頭痛といった他の身体的な症状も引き起こされるようになるので、自分の身体がおかしいと感じた方は精神科などを受診するべきです。

 

 

 

 


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