微熱はうつるの?
微熱は人から人へとうつる可能性があり、これが細菌による風邪やインフルエンザといった病気であれば尚更です。
病気が原因の微熱ではなく、生理現象の一つとして引き起こされているのであればうつる可能性は低いものの、インフルエンザは感染力が強いので注意しなければなりません。
唾液や鼻汁などでうつる飛沫感染により、インフルエンザを患うことは十分にありますし、いつどこで感染したのか確かめる術はないものの、免疫力が下がっている状態では注意が必要となります。
元々体調が悪かったり、ストレスが溜まったりしている時では、感染病がうつりやすいので、自分の体調管理には常に気を配っておかなければならないのです。
特に、インフルエンザのウイルスは感染力は非常に強く、解熱した後も人にうつる可能性があり、冬の感染しやすい条件が揃うと爆発的に拡大していきます。
そのため、インフルエンザが流行りやすい冬場は特に、手洗いうがいを心掛けて感染経路を絶ったり、外出する際はマスクを着用したりと、何気ない予防が大切なのです。
インフルエンザに感染すれば微熱が続くだけではなく、39℃を超える高熱に悩まされることもありますし、筋肉痛といった身体症状も引き起こされる可能性があります。
健康な人であれば全身症状が3日間から7日間に渡って続いた後、だんだんと治癒に向かっていくものの、元々抵抗力が弱っていた方が感染すると、治りにくくなることも十分にあり得るのです。
どのように人からうつるのか分からないものの、少しでも感染しないような予防が大事だということはお分かり頂けるのではないでしょうか。
また、「何日間経過すれば感染していないと判断できるか?」「いつまで抗生物質を服用すれば良いのか?」というのは、素人では確かめることができません。
ただの風邪による微熱であればまだしも、インフルエンザのような大きな病気は自宅での治療では良くならないことが多いので、早めに病院を受診して対策を練った方が良いのです。
家族や友人にうつるリスクを考えたら、素人判断で対処をするよりも、専門医の指示に従って治療を進めていくことが大事なのは間違いないと説明できます。
個人によってはインフルエンザを発症すると、肺炎や脳症を引き起こして重症となり、治りにくくなることも決して少なくありません。
皆さんが思っている以上に怖い病気ということは確かなので、インフルエンザを患ってからの対処と感染しない予防を心掛けるようにしてください。