微熱と蕁麻疹

 

 

微熱と蕁麻疹について

蕁麻疹とは皮膚の浅いところに赤いブツブツや部分的なむくみが生じる病気で、強めの痒みを伴うケースが多く、焼けるような痛さを感じることもあります。

 

数分から数時間程度で症状がおさまる急性蕁麻疹や、長期的に再発が続く慢性蕁麻疹など、幾つかの種類に分けられており、アレルゲンとなる物質が肌に付着したことが原因で引き起こされやすいという特徴があるのです。

 

この蕁麻疹と微熱には特に関係性がないと考えるかもしれませんが、個人によっては同時に引き起こされる場合があります。

 

その病気が蕁麻疹様血管炎と呼ばれるもので、一般的な蕁麻疹とは異なり、皮膚に生じる発疹が24時間以上継続し、微熱や関節痛といった全身症状を伴うこともあるのです。

 

微熱があって身体の節々が痛くなるため、「風邪が悪化してしまった」と考える方は少なくありません。

 

しかし、皮疹が消失しても肌に色素沈着といった変化が残っている場合、蕁麻疹様血管炎の可能性が高いですし、膠原病(SLE)の初期症状として発症する方もいらっしゃるので、肌に変化が生じたら直ぐに皮膚科を訪れるべきです。

 

精神的緊張によって生じるコリン性蕁麻疹や、特定物質との接触によって生じる接触蕁麻疹など、人によって症状には違いがあるため、素人判断を下してスキンケアを行うのではなく、医師の診断に委ねた方が安全だと言えるでしょう。

 

もし、蕁麻疹が原因で微熱が生じているのであれば、その肌に引き起こされている症状をしっかりと治療すれば、体調は自然と回復していくはずですし、大きな病気に発展することはないはずです。

 

また、微熱と同時に引き起こされる蕁麻疹様血管炎に限った話ではありませんが、肌の赤みや痒みといった症状だけではなく、個人の体質によってはだんだんと肥大化し、1〜2mmの発疹が手足全体に広がる場合があります。

 

円形の発疹や環状の発疹など、形は個人によって様々で、どのような症状にしても蕁麻疹は原因物質を特定することから始めなければなりません。

 

「乳製品やソバといった食べ物」「下着の摩擦といった物理的刺激」「心身のストレス」というように、蕁麻疹が発生する原因は十人十色です。

 

そのアレルゲンとなる物質を見極め、接触しないようにしたり経口摂取したりしないようにしなければならないので、その判断は医師に委ねる必要があります。

 

治すのが難しい皮膚の病気だと考えられておりますが、根気良く治療を進めていけば症状の改善は十分に可能なので、信頼できる皮膚科を受診して一度診察を受けてみてください。

 

 

 

 


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