微熱と痛み

 

 

微熱と痛みについて

ただの微熱であれば、体温が平温よりも増しているだけなので、自宅で安静にして過ごしていればだんだんと体調は回復しますし、時間の経過によって体温は徐々に下がっていくはずです。

 

しかし、微熱とともに身体の至る部分に痛みが生じるという場合は、別の病気を患っている可能性があるので注意が必要となります。

 

「子宮の痛み」「喉の痛み」「首の痛み」「背中の痛み」「下腹部の痛み」など、引き起こされている病気によって様々な場所に変化が生じるケースは少なくありません。

 

微熱には何かしらの病気が隠れている可能性があるので、複合して身体的に痛みが生じている時は、「自分の身体には異常が引き起こされているのかも」と考えなければならないのです。

 

微熱と身体の痛みが同時に生じる病気としては慢性疲労症候群が挙げられ、未だに詳しい原因や対処法が分かっていない病気となっております。

 

1980年代に米国で報告された慢性疲労症候群の一番の特徴は、微熱で体温が上昇するとともに、強い疲労感を感じることで、個人によっては頭痛など身体の痛みに発展する場合があるのです。

 

重症の患者さんは、倒れたまま自分の力で起き上がれないほどの痛みで悩まされることがあり、放置することで日常生活に大きな支障が出てしまいます。

 

慢性疲労症候群の根本的な治療法は確立されておりませんが、身体の免疫力が全体的に下がり、ウイルスによって発症しているのではないかと考えられているのです。

 

そのため、病院では免疫力を高める治療や、引き起こされている痛みを和らげる治療、活性酸素を減らす治療などが実施されております。

 

どのような対策を練るにしろ、慢性疲労症候群はただの微熱が生じる体調不良ではないので、病院で医師の指示に従って治療を受けた方が良いでしょう。

 

また、梅雨から夏場にかけて発症しやすく、体調が衰え頑固な咳や喉の痛みを伴う夏型過敏性肺炎も、微熱が引き起こされる場合があります。

 

夏型過敏性肺炎の大きな原因は、エアコンの中に潜んでいるカビで、ジメジメとした木造家屋では特に発生しやすく、このカビを吸い込むことによって発症するという流れです。

 

重症の患者さんの場合、呼吸困難を引き起こすこともあるので、病院を受診してステロイド薬の点滴付与や酸素吸入といった治療が行われます。

 

ただし、この病気は日常生活での予防が可能で、家の中の掃除や消毒を行い、抗原となるトリコスポロンが発生しないようにしてください。

 

 

 

 


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