微熱と腰痛

 

 

微熱と腰痛について

微熱で頭がボーっとするような症状とともに、腰痛の症状を訴えるという方はいらっしゃいます。

 

腰に痛みを感じる症状全般を腰痛と呼び、鈍い痛みを伴う慢性型腰痛と筋肉の緊張によって生じる緊張性腰痛の2種類に大きく分けられるものの、どちらも微熱とは大きな関係性があるのです。

 

微熱がただの風邪だと思って楽観視していると思わぬトラブルを引き起こすかしれないので、同時に腰痛が酷い方は病院を受診して専門医の方の診察を受けた方が良いかもしれません。

 

微熱と腰痛の両方が引き起こされる病気の一つとして化膿性脊椎炎が挙げられ、「腰や背中に激しい痛みが走る」「安静にしていても痛む」「寒気がして発熱する」という症状が一般的となっております。

 

普段では感じないような激痛を腰から背中にかけて引き起こされ、化膿性脊椎炎は発熱を伴うケースが多いため、微熱が出て頭がボーっとしてしまうのです。

 

化膿性脊椎炎は黄色ブドウ球菌やカビの一種といったウイルスが体内に侵入したことが大きな原因だと考えられており、免疫機能が低下している人ほど発症しやすくなっております。

 

長期間に渡って体調不良を感じていると自然と免疫機能は低下していくはずですし、高齢者の方は若者と比べて抵抗力が低下しているので化膿性脊椎炎を発症するリスクが高まるのではないでしょうか。

 

また、脊椎カリエスと呼ばれる病気も微熱と腰痛の2つの症状が引き起こされる代表的な病気の一つで、原因菌が肺から脊椎へと移動し、血液を通じて病巣を腰に作ることで疼くような痛みを生じます。

 

微熱や腰痛以外にも、全身倦怠感や悪寒、食欲不振といった症状を引き起こしている場合は脊椎カリエスの可能性が高いものの、化膿性脊椎炎と比べれば症状が穏やかというのが大きな特徴です。

 

このように、微熱が続いて腰痛が酷くなったり、高熱が出て関節痛が引き起こされたりという方は、ただの体調不良ではなく病気の可能性を考えた方が良いかもしれません。

 

化膿性脊椎炎にしても脊椎カリエスにしても根本的な原因を排除しなければ症状を克服できず、自然に痛みが消えていくケースは非常に少ないので早めに病院を受診しなければならないのです。

 

病院のレントゲンやCT撮影でこれらの病気の検査が行えますし、MRIによる精密検査を実施すれば、ウイルスに感染している骨の組織状態を詳しく調べることができます。

 

どのような検査を行うのか専門医の判断によって決まるものの、適切な治療を施してくれるはずなので、微熱と腰痛を自分で治そうと試みるのではなく医師の指示に従うようにしてください。

 

 

 

 


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