微熱と時間帯

 

 

微熱と時間帯について

「微熱が引き起こされやすい時間帯はあるの?」という質問をされる方がいらっしゃいます。

 

私たちの体温は常に一定というわけではなく、細かく体温を測ってみれば分かりますが、一日の時間帯や生活リズムによって変化が生じるという特徴があるのです。

 

個人の体質によって異なるので、一概には説明できないものの、朝の6時頃が最も体温が低く、活動を開始してから徐々に上昇し、夕方の4時から6時頃に最も高くなります。

 

活動のレベルや時間帯によって6分の体温上昇や体温低下が引き起こされるため、夕方になると微熱が出て身体がだるくなるという現象は決して不思議ではありません。

 

このような身体の構造現象を生理的動揺と呼んでおり、自然な発熱なのか病気による微熱なのか判断することはできないのです。

 

とは言え、最も体温が低いとされている寝起きに微熱が出ていたら、それは生理的動揺ではなく、風邪による微熱と考えた方が良いと説明できます。

 

つまり、夕方の時間帯に体温が上がって微熱が引き起こされたとしても、風邪を引いているわけではないので、規則正しい生活を送っていれば、高熱が出て咳が止まらなくなり、息苦しくなるという症状は回避できるはずです。

 

もちろん、個人の生活リズムによって体温の変化は異なり、昼夜逆転の生活を送っている方は、寝起きの夕方に体温が低くなり、活動を始めて深夜になるにつれて体温上昇が見られるというケースもあります。

 

また、私たちの体温調節機能は、ホルモンの分泌量の変化に敏感に反応するという特徴もあり、女性が生理を境にして体温が上下するのはこれが大きな原因です。

 

男性とは異なり、女性の身体は女性ホルモンの影響を強く受け、排卵後から生理前の時期に体温が上昇する高温期に突入し、生理が始まってからは低温期に入るので、だんだんと体温は下がっていきます。

 

病気による発熱の可能性がないとは言い切れませんが、生理前に微熱が出たとしても、それは女性の身体の構造上仕方のないことなので、特別な対策を打つ必要性は全くないでしょう。

 

むしろ、この時期に微熱が出たからといって、風邪を引いていないのにも関わらず解熱剤を服用して無理に体温を下げていると、月経周期を乱す大きな原因となるため、自分の判断での薬の服用はできる限り避けた方が良いのです。

 

生理前に引き起こされる症状があまりにも辛いのであれば、生理前緊張症候群(PMS)かもしれないので、病院を受診してどのような対処をすれば良いのか伺ってみてください。

 

 

 

 


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