微熱とワクチン

 

 

微熱とワクチンについて

「微熱が引き起こされている時にワクチンを接種することはできるの?」という疑問を抱えている方はいらっしゃいます。

 

確かに、微熱で免疫力が下がっている状態で予防接種を受け、思わぬトラブルが引き起こされるのではないかと考えるはずです。

 

基本的に、ワクチンを打てないのは37.5℃以上の明らかな発熱だと考えられているため、微熱程度であればそこまで問題はありません。

 

しかも、意図的にワクチンを接種する場合は生きているウイルスを注入するのではなく、抜け殻のようなものが使用されるため、体内への影響力はかなり薄くなっております。

 

微熱が出ていたとしても、体内で細菌が増殖するような心配は全くありませんし、弱いウイルスだとしてもワクチンを接種すれば、抗体の免疫グロブリンが体内で作られ、白血球に「このウイルスは身体にとって有害である」と覚えさせることができるのです。

 

私たちの身体には、元々病原体が侵入した時に備えて、ウイルスを排除する免疫機能が備わっておりますが、ワクチンを事前に接種することで、重症化しやすい病気でも更に免疫力を高めておくことができます。

 

多くの子供が現在でも行っているのがインフルエンザの予防接種で、幼い時にワクチンを打っておくことにより、実際に病原体が侵入してきても症状が全く出ないか、発症しても軽度の症状で済むのです。

 

インフルエンザのワクチンを事前に打っておけば、高熱や全身の関節痛に悩まされることなく、微熱だけの症状で済むこともあるので、できる限り子供のうちに病院で処置を施してもらっておいた方が良いでしょう。

 

ただし、微熱でもワクチンを病院で打つことはできますが、抵抗力や免疫力が通常の状態と比べて弱くなっていることは間違いないので、医師の指示に従った方が良いです。

 

「微熱があるからワクチンの接種を見送るのがベスト」と医師の方に言われたら、たとえ自分の身体がピンピンとしていたとしても、その通りにしなければなりません。

 

また、微熱以外の諸症状がなかったとしても、本人が自分で調子が悪いと感じるのであれば、ワクチンの接種は見送った方が良いですし、焦って打つ必要性は全くないので、体調が良い時に病院を訪れるべきです。

 

一口にワクチンと言っても、生きた病原菌を弱めてそのまま体内へと注入する生ワクチンや、病原性を消失させたものを注入する不活化ワクチンなど、幾つかの種類が挙げられます。

 

どのようなワクチンを使って予防接種を行うのか不安な方は、事前に専門医の方に尋ねてみてください。

 

 

 

 


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