微熱と妊娠

 

 

妊娠による微熱の原因について

妊娠初期には多くの妊婦さんが微熱を感じており、身体が熱くなったり倦怠感のような症状に悩まされたりと、普段とは異なる症状が引き起こされます。

 

妊娠による微熱の原因は、排卵期から高温期が持続するからで、体温が下がらずに高いままの状態が続くという特徴があるのです。

 

女性の体温は月経周期によってある程度決まっており、風邪といった身体的なトラブルを除き、月経から排卵までは低温期、排卵の後は高温期になります。

 

排卵された卵子が受精しなかった場合、体温は徐々に下がって微熱の症状は改善されるのですが、妊娠すると女性ホルモンのエストロゲンとプロゲステロンが生成され、ホルモンバランスの変化によって周期的に下がるはずの体温が下がらなくなるのです。

 

つまり、妊娠が原因で微熱が引き起こされたとしても、身体に異常が生じているわけではないので、特に神経質になる必要はありません。

 

もちろん、妊娠をすれば自分だけの身体ではなく、これから赤ちゃんを育てていかなければならないので、今以上に生活習慣の乱れには気を配らなければならないのです。


妊娠による微熱の影響について

妊娠した女性であれば、「微熱で赤ちゃんに影響はないの?」という不安を抱くはずです。

 

妊娠初期にホルモンバランスの変化で微熱が生じるのは仕方がないものの、長期間に渡って続けば赤ちゃんに何かしらの影響が引き起こされる可能性はあります。

 

とは言え、日本ではインフルエンザにかかって高熱状態が続いた妊婦さんから、病気の赤ちゃんが生まれたという報告は少なく、発熱との関係性が分かっていないのが現状です。

 

それでも、身体に炎症が生じて熱が出た場合、子宮収縮が引き起こされることがあり、切迫早産の恐れがあるので、妊娠している女性は風邪を患わないように、普段から体調管理に気を配るようにしましょう。


妊娠による微熱はいつまで続くの?

「妊娠による微熱はいつまで続くの?」という疑問を抱えている女性の方はいらっしゃいます。

 

身体のリズムの変化による微熱であっても、妊娠中に体温が高くなって赤ちゃんに異常が生じるかもと考える方は少なくありません。

 

個人の体質や普段の平熱によって異なるので、一概に説明することはできませんが、大よそ着床してから1週間から2週間程度で微熱が引き起こされます。

 

そして、2週間から3週間程度に渡って基礎体温の高温期が続き、その期間が過ぎるとだんだんと落ち着いてくるはずです。

 

いつまで続くにしても、微熱ではなく38℃以上の高熱が引き起こされた場合、妊娠初期の症状ではなく、別の病気が隠されているかもしれないので早めに産婦人科を受診してください。

 

 

 

 


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