微熱と貧血

 

 

微熱と貧血が続く時は

微熱と立ちくらみのような症状が続くという方は、鉄欠乏性貧血の可能性が高く、この2つは引き起こされやすい症状の一つとなっております。

 

貧血全体の約70%を占めており、多くの方が悩まされる一般的なものが鉄欠乏性貧血で、食生活で鉄分の摂取が不足していたり、慢性的な出血が大きな原因です。

 

成人の1日に必要な鉄分の量は約1mgだと言われておりますが、消化管からの吸収率が悪く、食事からは10mg前後を摂取しなければなりません。

 

不規則な食生活を送っている方ほど、食事から摂取できる鉄分の量が少なくなり、身体が直ぐに疲れて立ちくらみが生じたり、微熱が出たりと身体的な不快な症状に悩まされてしまいます。

 

場合によっては食欲がなくなり、吐き気が生じることもあり、毎日の食事の摂取量が減ることで鉄分も摂取できなくなり、鉄欠乏性貧血が進行するというように負のスパイラルに陥るのです。

 

体内の鉄分が不足すると、血液中に存在するタンパク質のヘモグロビンが生成されず、全身の組織に酸素が行き渡りにくくなり、エネルギー源が不足するという特徴があります。

 

このような状態が長く続けば、身体のあちこちの組織の働きが弱まり、立ちくらみがしたり微熱が出たりと、不快な症状に悩まされやすくなるのです。

 

それに、女性の場合は生理による出血や妊娠によって、体内で消費される鉄分が多くなるので、男性と比べて鉄欠乏性貧血に悩まされるリスクは当然のように増します。

 

そこで、体内に吸収されやすいヘム鉄が多く含まれた肉類や魚類をバランス良く摂取する必要があり、大豆製品や野菜類も欠かさずに取り入れていれば健康維持に繋がるので、鉄欠乏性貧血による微熱を解消できるはずです。

 

正常な方の鉄分の吸収率は約10%ですが、消化器系の病気を患っている方は吸収が上手く行われない可能性が高いので、肉類の中に含まれる良質なタンパク質や、野菜類の中に含まれるビタミンCを摂取して、吸収率を高める工夫を行ってみましょう。

 

また、胃潰瘍や十二指腸潰瘍といった消化器管の疾患を患っている方は、継続的に少しずつ出血が引き起こされており、鉄分の損失に繋がっております。

 

医師から詳しく説明を受けるはずですが、元々の病気を治療するのはもちろんのこと、健康な方よりも更に鉄分の摂取を心掛けなければならないのです。

 

自分が鉄欠乏性貧血を患っているかはどうかは、病院で静脈を採取し、赤血球数やヘモグロビンの量を調べる血液検査で確かめることができます。

 

立ちくらみやふらつきに悩まされたり、風邪を引いていないのにも関わらず微熱が続くという方は、一度病院で検査を受けてみてください。

 

 

 

 


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