微熱を下げる飲み物について
風邪を引いて具合が悪く微熱が出ている状態であれば、少しでも体温を下げるために飲み物を飲む必要があります。
どんな飲み物でも構いませんが、とにかく微熱の時は水分補給を心掛けるのが大事で、体内で失われた水分を意識的に取り入れなければならないのです。
もちろん、コーラやファンタグレープといった炭酸飲料や、ビールや焼酎といったアルコール系の飲み物はできる限り避けた方が良いかもしれません。
炭酸飲料であればまだしも、お酒は体内で引き起こされている炎症が酷くなる可能性があるので、体調が悪い時に飲む飲み物としては適していないのです。
どんなにお酒が好きでも、今現在の体調が更に悪くなってしまったら全く意味がないので、体力が回復して正常な状態に戻るまでは我慢しなければならないと説明できます。
お酒以外の飲み物であれば、基本的にどれも水分補給には適しており、微熱の時は汗が出やすく体内の水分が失われやすいので、小まめに少しずつ飲まなければならないのです。
とは言え、微熱の状態の時は水分だけではなく、ナトリウムやカリウムといった成分も同時に排出されやすいので、水道水よりも電解質が含まれたスポーツドリンクの方が良いでしょう。
コンビニやスーパーといった場所で、アクエリアスやポカリスエットといったスポーツ飲料は販売されているはずなので、これらの飲み物の摂取を心掛けて少しでも体調を回復させるべきです。
また、風邪の症状として喉の痛みが生じているのであれば、ハチミツやカリン、柚子や生姜を使った飲み物が適しており、甘味料が含まれているものであれば更に飲みやすくなります。
特に、風邪の症状には柚子ティーが適していると言われており、砂糖の代わりにハチミツを混ぜれば、喉の痛みを和らげられるので少しは楽になるはずです。
そして、赤ちゃんが微熱を出してグッタリとしている時は、赤ちゃん用イオン飲料や湯ざましといった飲み物が適しており、数回に分けて少しずつ与えていきます。
水分の過剰摂取で下痢が引き起こされてしまったとしても、身体に悪影響というわけではありませんし、下痢の時ほど体内の水分が失われる傾向があるので、逆に水分を与えるケアを行わなければなりません。
以上のように、微熱で体調を崩している時に、飲み物を飲んで体調を回復させることがいかに大事かお分かり頂けたはずです。
平温よりも少し高い状態で、むやみやたらに解熱剤を使えば良いというわけではないので、まずは水分の摂取を心掛けるようにしてください。